いど鍼灸整骨院 | 大阪府八尾市北本町1-1-7 パールマンション1F TEL: 072-991-3366 近鉄八尾駅[西口]より西へ50M
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心療内科・神経科
case.017
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主訴:自律神経失調症、疲労
症状
自律神経失調症、疲労 [中年期(45~64歳)]
パーソナルデータ
大阪市在住/男性/中年期(45~64歳)
現病歴
5月頃から暑さと仕事上のストレスで水分摂取(お茶、ビールなど)が多くなっていた。
7月初旬、仕事が重なった上に上司からのプレッシャーで精神的に非常に参っていた。
7月半ば、食欲が低下し、全身の倦怠感、頭重感などの主訴の症状が次第に強くなってきた。
同僚に勧めで心療内科受診し、自律神経失調症との診断を受ける。薬を処方されるが、服薬すると余計に身体がだる重くなり、現在は服薬していない。
奥様の友人(パニック障害が当院にて治癒)から当院の事を伝え聞いて来院。
その他の問診事項
頚肩がこる、雨の日に身体が重くなる、痰がでる、毎年夏になると体調悪化、口渇、口苦、目が充血しやすい、腹部膨満感、食欲不振
大便:軟便、しょっちゅう下痢をする。
突起すべき体表観察
舌診:暗紅 白苔、 胖嫩 舌辺無苔 舌下静脈怒張
脈診:1息4至 滑弱
原穴診:左太衝(実)、左衝陽(実)、左太白(虚)
背候診:筋縮(圧痛)、左肝兪~左腎兪(虚中の実)
腹診:心下(圧痛)、両脾募、臍周
診断と治療方針
脾虚湿困、肝鬱化火
元々、仕事のストレスにより肝鬱気滞であった上に、5月頃から暑さと精神的疲労が加わって化火した。そのため、口渇が増し水分摂取が多くなり、その結果脾胃の運化機能が失調し水湿が脾胃に停滞して脾虚湿困となり、疲労を引き起こしたものと考えられる。
1診目~5診目:脾兪
6診目~10診目:太衝
11診目~15診目:百会
治療経過
3診目、身体全体のしんどさ、頭重感がマシになる。
5診目、目の腫れぼったさが改善。
7診目、口唇が赤黒かったのが綺麗な色になり驚かれる。
12診目、体調良好、朝もスッキリ起きられる。
15診目、便通も整った。出張が続いても疲労感はほとんどなくなる。
現在も、体調維持のため通院中。
考察
口唇の色が綺麗になったと驚かれていましたが、これは気が巡るようになり瘀血が取れてきた証拠です。
現代のようなストレス社会の中にあって、いくら気分転換してストレスを発散させようとしてもなかなか難しいのが現実です。「心身一如」です。身体から心、そして魂へとアプローチする方が賢明ではないかと思います。
どのような病でも、身体から治す事で、多少のストレスがかかっても身体にもろに影響を受けるということはなくなってくるのです。
鍼灸の最も得意とするところです。
働き盛りでまたストレスに一番さらされやすい年代ですが、将来の為にも今を賢明に過ごされることを切望しております。
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